2026年より国内パラトライアスロン大会のクラス分けルールを国際基準へ移行
公益社団法人日本トライアスロン連合では、パラトライアスロン競技のさらなる発展と国際的整合性の確保を目的として、2026年より国内パラトライアスロン大会におけるクラス分け(Classification)ルールを、World Triathlonの定める国際基準へと変更いたします。
これまで日本トライアスロン連合では、国内事情や競技参加状況を踏まえ,国内パラトライアスロン大会は旧クラス分け基準により運用を行ってまいりましたが、国際大会との接続性やアスリートの育成環境整備の観点から、今後は国際基準との整合を図ることが不可欠と判断し、本方針を決定いたしました。
本変更に伴い、2025年度は移行準備期間として、パラアスリート、指導者、関係団体を対象とした説明会および研修機会を順次設けてまいります。あわせて、国内のクラス分け認定体制の強化・整備も進め、円滑な移行を支援いたします。
日本トライアスロン連合は引き続き、誰もが安全かつ公平に競技へ参加できる環境づくりを推進するとともに、国際舞台で活躍できるパラアスリートの育成支援に取り組んでまいります。
変更方針概要
[1]変更時期:2026年開催の国内パラトライアスロン大会
[2]変更内容
・現状:TRIクラス(TRI1~TRI6)を採用
・変更後:PTSクラス(PTWC1・2,PTS2~5,PTVI1~3)に変更
[3]変更に対する2025年の取り組み
・国内クラス分け規程の策定,日本語版クラス分け関連書類の作成
・クラシファイアの育成。クラシファイアセミナーの国内開催、候補者の海外派遣
・国内クラス分けの移行の周知(大会,SNSなど)。フライヤー,ポスターの作成など
・パラトライアスロン,クラス分けに関する勉強会などの開催
・審判講習会,指導者研修会などの内容への盛り込み
[4]変更に対する補足
・クラス分けを受けずに競技を楽しみたい選手は,可能な限り一般のトライアスロン大会へ参加可能となるような対応の推進
・国際クラス分けを受け競技に参加できる選手は、そのまま国内クラスへの適用する
肢体不自由の障がい(PI)を有する選手のクラス分け手順
2025年度 クラス分け事業
1)国際クラス分け
日程:2025年10月予定
会場:千葉県・美浜区
2)国内クラス分け
日程:調整中
会場:未定(東日本・西日本)2会場を予定
*2025年度のクラス分け事業は肢体不自由の障がいのみ
*視覚障害は別途案内予定
*参考リンク)
2024年度パラトライアスロン 国内クラス分け実施会場(公募要項)
https://www.jtu.or.jp/news/2024/06/12/62257/
2024年度パラトライアスロン国内クラス分け実施概要(開催案内)
2024年10月:千葉会場
https://www.jtu.or.jp/news/2024/09/20/64524/
2025年2月:大阪会場
https://www.jtu.or.jp/news/2024/11/14/66274/