International Triathlon Union

前空きユニフォームの使用に関するお知らせ

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既に5月、7月のJTUニュース、専門誌「ルミナ」、TRI-Xサイトなどで告知させて頂いたように「前空き及び前ファスナー付きの競技ウェアの使用禁止の競技ルールの適用」がエイジグループ大会でも2013年より本格的施行が始まります。

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JTU登録会員の皆様からの問合せも頂いていますが、国内メーカー・輸入メーカー・ショップなどにもご理解を頂きながら、本競技ルールの周知徹底を図って行きたいと思います。

改めてですが、51.5キロ以下のトラアイスロン競技とデュアスロン競技において「前空き及び前ファスナー付きのユニフォーム」が国際的にも各国で禁止ルールとして記載され、施行されることになった理由としては、スポーツとしてのトライアスロン競技に確立の為にも選手のユニフォーム前部がはだける姿に対して、決して他のスポーツにあるような精錬さではなく、見苦しい(美しくない)姿として映るという指摘が相次いだためです。

トライアスロンをこれからも楽しんで長く続けていくための大会地元においても地域の人々の協力・理解に加え、公道を使用させて頂く為にもトラアイスロン競技のスポーツとしての社会的地位の確立は、とても重要なことになります。(競技後の上半身裸での移動も近隣住民からの苦情の対象となっています)

素晴らしいスポーツである我々のトライアスロンを謳歌するためにも競技ルールに関し、遵守とご理解をお願い申し上げます。

<よくあるご質問>

Q1

日本国内大会の全てに適用されますか?

A1
対象大会は、スタンダードディスタンス(51.5km)以下のJTU主催公認後援大会です。(デュアスロン、アクアスロンを含む)ミドルやロングディスタンスは対象外です。

Q2
ユニフォームとありますが、具体的にどのウェアですか?
A2
競技中に着用するウェアで、トライスーツ、バイクジャージが対象です。ウェットスーツは対象外です。

Q3
フロントファスナーを下げた際、中に布があり肌が見えないトライスーツは大丈夫ですか?
A3
体の前面にファスナーがあること自体が禁止です。

Q4

水着にTシャツではだめですか?

A4

大丈夫です。ただし10センチ以上の肌の露出は禁止されています。(セパレートのウェアの際も注意してください)

Q5
フロントファスナー付きのウエアしか持っていかなかった場合、レースに参加できませんか?
A5
ファスナーをすべて外して、当て布をし、縫い付ける方法も選択できます。

 

<参考>
トライアスロンルミナ掲載記事概要(一部抜粋)
「ユニフォームの新ルールについて」
2013年から51.5Km以下のトライアスロン競技・デュアスロン競技でフロントジッパー付きウエアの着用が禁止になる競技ルールについてJTU広報に話を訊いた。(ロングディスタンスの大会では、このルールは適用されません。)
このルールに関しては3年前以上前から、ITUとJTUのルールに記載されています。エリート、エイジともに、ルールとしての制定は以前からされていたのですが、今年4月にこのルールを施行することが決まりました。

基本的な理由は、選手のユニフォーム前部がはだけるのは見苦しい(美しくない)ということからです。ITUではトライアスロンのクリーンなイメージを演出するために、レースナンバーを廃止し、ユニフォームに規定に従って名前をプリントするなど様々な改善を続けています。

トライアスロンをこれからも楽しんで長く続けていくためには、大会がなくてはなりません。大会は一般的に公道を使わせてもらい、地域の人々の協力、理解がとても大事になります。これを継続していくためには、スポーツ競技として成熟させる必要あり、そのために選手の皆さんにもご理解・ご協力いただきたいと思っています。

TRI-X情報サイト

http://info.tri-x.jp/profiles/blogs/wear-20130115

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