JTUトライアスロン・ハイパフォーマンスチーム ナショナルチームプログラム(更新) 2023/1/1更新
JTUトライアスロン・ハイパフォーマンスチーム ナショナルチームプログラム(更新)
[1]目的
このプログラムにより、第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)、そして第34回オリンピック競技大会(2028/ロサンゼルス)において、トライアスロン競技(個人・ミックリレー)でのメダル獲得・入賞を狙える選手を「ナショナルチーム選手」としてJTUトライアスロン・ハイパフォーマンスチームが推薦し、JTU理事会が認定する。
これにより、ナショナルチーム選手の強化活動(強化合宿や大会派遣等)における成果を高め、さらにナショナルチーム選手の社会認識向上によりトライアスロン競技の広報活動を促進する。
[2]事業
ナショナルチーム選手の効果的な強化活動の展開を図るため、次の事業を行う。
2-1)ナショナルチーム選手の国際競技力向上を図るため、ワールドトライアスロン公式大会への派遣、国内外の強化合宿(測定含む)ならびに個別強化合宿などを実施する。
2-2)ナショナルチーム選手の強化活動に必要な選手所属先との連携を図るため、担当コーチを認定する。さらに、JOCナショナルコーチアカデミーを修了している担当コーチから数名をJOCナショナルコーチBとして推薦する場合がある。
2-3)その他ナショナルチーム選手の強化及び広報のために必要な事業を行う。
[3]認定基準
パリそしてロサンゼルスオリンピックで、メダル獲得もしくは8位以内入賞が期待できる選手をナショナルチームA・B選手として認定する。
その基準は、下記の条件を満たした場合とし、男女いずれも最大6名を基本として認定する。さらに、ナショナルチーム候補選手そしてナショナルチーム次世代選手を認定し、持続可能な強化活動を推し進める。
3-1)評価対象と期間
第1ピリオド)ワールドトライアスロンランキング(WTR):2021年第4期〜2023年第1期
第2ピリオド)オリンピック・クオリフィケーションランキング(OQR):2023年第2期〜2024年第2期
3-2)認定期間(当該年)
第1期:1月1日〜3月31日
第2期:4月1日〜6月30日
第3期:7月1日〜9月30日
第4期:10月1日〜12月31日
*2021年第4期から認定開始。
3-3)基準
ナショナルチームA選手:30位以内で、男女それぞれ3名まで選出
ナショナルチームB選手:60位以内で、男女それぞれA選手を含めて6名まで選出
ナショナルチーム候補選手:140位以内
ナショナルチーム次世代選手:300位以内で、U23・ジュニアカテゴリーまたはワールドトライアスロン公式大会初出場から3年以内の選手から、男女それぞれ6名まで選出(A・B・候補選手を含める)
但し、WTR141位以降の認定条件をJTU認定記録会10級以上((評価期間=認定日の前日までの1年間)とする。
*認定期間以前の最終月曜日にワールドトライアスロンが発表するランキング順位による。
*第2ピリオドよりオリンピック・クオリフィケーションランキングを評価して認定。
但し、ナショナルチーム次世代選手はワールドトライアスロンランキングを評価して認定。
ナショナルチーム次世代選手がナショナルチームA・B・候補の基準をクリアした場合、その両方を
認定(例:ナショナルチームA選手かつナショナルチーム次世代選手)。
[4]選手・スタッフ・担当コーチの認定
ナショナルチーム選手そしてナショナルチームAB選手の担当コーチは四半期ごと、スタッフは当該年第2期から翌年第1期までの1年ごとに、理事会が認定し委嘱(更新)する。ただし、認定期間中であってもナショナルチーム選手・担当コーチとしての成果・品格が評価され、昇格・降格・資格解除の対象となる場合がある。なお、強化活動が円滑に行えるよう、選手からの要請に応じ所属先に協力を依頼する。
[5]ユニフォーム着用
ナショナルチーム選手の効果的な強化活動及び広報活動のために、公式活動においては、指定ユニフォームを着用する(別に規定)。
[6]強化費
ナショナルチーム選手の効果的な強化活動及び広報活動のために、ランキングごとに強化費を設定し、指定された対象経費に充当する(別に規定)。
(2023年4月1日更新)https://www.jtu.or.jp/news/2023/03/22/49386/
(2022年4月1日更新)https://www.jtu.or.jp/news/2022/04/01/40968/
[7]補足事項
1)JOCオリンピック強化指定選手・資格付与は別に定める。
https://www.jtu.or.jp/news/2022/03/23/39915/
2)強化合宿(国内・海外)、測定合宿への参加資格(別規程)を与える。
3)引退届出選手への各種支援は、届出日を含む認定期間をもって終了とする。
4)当該年ごとにナショナルチーム選手活動に係るJTU合意書を提出する。
5)前記各項に該当しない状況が生じた場合、別途協議し適切な対応を行う。
<2021年06月22日 臨時理事会 承認>
<2021年12月08日 理事会 更新承認>
<2022年03月23日 理事会 更新承認>
更新ポイント)
・令和4年度JOCコーチ設置事業において、特任コーチの役職がなくなったため文言の修正
・ナショナルチーム候補選手の認定人数の削除
・期間を第1ピリオド・第2ピリオドと明記
・ナショナルチーム次世代選手の第2ピリオドにおける評価対象はWTR
・JOCオリンピック強化指定選手・資格付与は別に定める。
JTUトライアスロン・ハイパフォーマンスチーム ナショナルチームプログラム(更新)2022/4/1更新
https://www.jtu.or.jp/news/2022/04/01/39911/
<2022年12月9日 理事会 更新承認>
更新ポイント)
・パリ五輪直近1年3ヶ月(2023年4月から2024年6月まで)の評価対象ランキングについて、ワールドトライアスロンランキング(WTR)ではなく、オリンピッククオリフィケーションランキング(OQR)にすることで、NOC出場枠獲得に向けて連動させる。
更新ポイント1)
評価期間の変更
理由=パリオリンピックにけるNOC枠獲得に向けて、より早く評価対象をWTRからOQRにする。
<2022年9月27日時点(添付参照)=女子1枠、男子2枠>
3-1)評価対象と期間
第1ピリオド)ワールドトライアスロンランキング(WTR):2021年第4期~●2023年第2期→2023年1期●
第2ピリオド)オリンピック・クオリフィケーションランキング(OQR):●2023年第3期→2期●~2024年第2期
更新ポイント2)
ナショナルチーム次世代選手(141位以降選手)・認定基準へ認定記録会10級以上を適用
理由=WT/AT公式大会・出場推薦基準と連動
ナショナルチーム次世代選手:300位以内で、U23・●ジュニア●カテゴリーまたはワールドトライアスロン
公式大会初出場から3年以内の選手から、男女それぞれ6名まで選出(A・B・候補選手を含める)
●但し、WTR141位以降の認定条件をJTU認定記録会10級以上((評価期間=認定日の前日までの1年間)とする。●
=以上=
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