ワールドトライアスロン・アジアトライアスロン公式大会JTU出場推薦基準
標記大会を通じ、第34回オリンピック競技大会(2028/ロサンゼルス)、そして第35回オリンピック競技大会(2032/ブリスベン)でのメダル獲得・入賞を狙える選手をJTU強化本部が選出し、ワールドトライアスロンへ出場推薦する。
[1]適用期間
2025年1月1日~2028年12月31日
[2]対象大会・出場資格・出場推薦基準
適用1:ワールドトライアスロンランキング(WTR)・NTTランキング(ジュニア)=大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日
適用2:大会・記録会の評価期間=大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日までの1年間/次世代2年間)
適用3:順位率=(1-3位=10%、4-8位=20%、9-12位=30%、13-16位=40%、17-20位=50%、21-24位=60%)
適用4:次世代選手=U23・ジュニアカテゴリーまたはワールドトライアスロン(WT)公式大会初出場から3年以内の選手
適用5:前回=大会開催初日から37日以上前で最初の月曜日までの2年間で直近の大会を適用
<大会カテゴリー1>
1-1)ワールドトライアスロン・チャンピオンシップシリーズ・ファイナル(WTCF)
1-2)ワールドトライアスロン・オリンピッククテストイベント(WTOTE)
1-3)ワールドトライアスロン・チャンピオンシップシリーズ(WTCS)
1-4)ワールドトライアスロン・カップ(WTC)
1-5)アジアトライアスロン選手権(ATCH)
1-6)アジアトライアスロン・スプリント選手権(ATSCH)
出場資格1:
ワールドトライアスロン・ランキング140位以内の選手(12名まで)
条件:JTU認定記録会10級以上
(ナショナルチームプログラムそしてナショナルチーム次世代ターゲットアスリートSの基準クリア選手は免除)
出場資格2:
ワールドトライアスロン・ランキング・ポイント獲得の次世代選手(6名まで)
条件:JTU認定記録会10級以上
(ナショナルチームプログラムそしてナショナルチーム次世代ターゲットアスリートSの基準クリア選手は免除)
出場推薦基準:
ワールドトライアスロン・ランキング上位順
出場推薦希望・調整:
1-1)1-2)1-3)において、合計-4ポイントを累積した選手の出場推薦希望は強化本部が調整する。
*1-3位:5ポイント(以下、P)、4-8位:4P、9-16位:3P、17-24位:2P、25-32位:1P、33-40位:0P、
41位以下(DNF含む):-1P、LAP:-2P
*但し、横浜WTCS、WTCF、テストイベントへの出場推薦希望は対象外
*評価期間:大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日までの1年間
*ナショナルチームプログラムそしてナショナルチーム次世代ターゲットアスリートSの基準クリア選手は免除
特別推薦1):
次の選手をワールドトライアスロン・ランキング順によらず推薦することがある。
(ナショナルチームプログラムそしてナショナルチーム次世代ターゲットアスリートSの基準クリア選手
特別推薦2):
次の2大会において、次世代選手をNF5枠目(国内開催WTCはNF7枠目)として、
ワールドトライアスロン・ランキング順によらず推薦することがある。
1-3)ワールドトライアスロン・チャンピオンシップシリーズ(ロサンゼルスオリンピックそして愛知・名古屋アジア大会の選考対象大会となるWTCF・横浜WTCSを除く最大4大会/1年間、対象大会を事前通知)
1-4)ワールドトライアスロン・カップ(最大4大会、対象大会を事前通知)
但し、評価期間内にWTCS・WTCへ3回以上出場(スタート)している選手は対象外
*ナショナルチームプログラム・基準クリア選手は入れ替え対象外
<大会カテゴリー2>
2-1)ワールドトライアスロン・ミックリレーシリーズ
2-2)ワールドトライアスロン・ミックリレー選手権
2-3)ワールドトライアスロン・ミックスリレーオリンピッククオリフィケーションイベント
出場資格1:
ワールドトライアスロン・ランキング140位以内の選手(12名まで)
条件:JTU認定記録会10級以上
*ナショナルチームプログラムそしてナショナルチーム次世代ターゲットアスリートSの基準クリア選手は免除
出場資格2:
ワールドトライアスロン・ランキングポイント獲得の次世代選手(6名まで)
条件:JTU認定記録会10級以上
*ナショナルチームプログラムそしてナショナルチーム次世代ターゲットアスリートSの基準クリア選手は免除
出場推薦基準:
ワールドトライアスロンランキング(大会開催週)、大会と記録会成績、そしてミックスリレー開催週の個人成績と当日の体調などを総合的に判断して、強化本部が選出。
<大会カテゴリー3>
3)ワールドトライアスロンU23選手権
出場資格:18~23歳(当該年12月31日年齢)
出場推薦基準1:前回アジアU23トライアスロン選手権1位
出場推薦基準2:ワールドトライアスロン・ランキング上位順
<大会カテゴリー4>
4)アジアトライアスロンU23選手権
出場資格:18~23歳(当該年12月31日年齢)
出場推薦基準1:前回日本U23スプリントトライアスロン選手権1位
出場推薦基準2:前回日本トライアスロン選手権1-8位でU23カテゴリー最上位
出場推薦基準3:ワールドトライアスロン・ランキング上位順
<大会カテゴリー5>
5)ワールドトライアスロン・ジュニア選手権
出場資格:16~19歳(当該年12月31日年齢)
出場推薦基準1:前回アジアトライアスロン・ジュニア選手権1位
出場推薦基準2:ワールドトライアスロン・ランキング上位順
<大会カテゴリー6>
6)アジアトライアスロン・ジュニア選手権
出場資格:16~19歳(当該年12月31日年齢)
出場推薦基準1:前回日本トライアスロン・ジュニア選手権1位
出場推薦基準2:前回日本トライアスロン選手権1-16位でジュニアカテゴリー最上位
出場推薦基準3:ワールドトライアスロン・ランキング上位順
<大会カテゴリー7>
7-1)ワールド/アジアトライアスロンU23・ジュニアミックスリレー選手権
7-2)アジアトライアスロン・ミックスリレー選手権
出場資格1:ワールドトライアスロン・ランキング140位以内の選手(12名まで)
条件:JTU認定記録会10級以上
*ナショナルチームプログラムそしてナショナルチーム次世代ターゲットアスリートSの基準クリア選手は免除
出場資格2:ワールドトライアスロン・ランキングポイント獲得の次世代選手(6名まで)
条件:JTU認定記録会10級以上
*ナショナルチームプログラムそしてナショナルチーム次世代ターゲットアスリートSの基準クリア選手は免除
出場資格3:ミックスリレー開催週の大会(個人)出場選手
出場推薦基準:ワールドトライアスロンランキング(大会開催週)、大会と記録会成績、そして
ミックスリレー開催週の個人成績と当日の体調などを総合的に判断して、強化本部が選出。
<大会カテゴリー8>
8)コンチネンタルトライアスロンカップ(海外)*国内は別基準
出場資格1: ナショナルチームプログラムそしてナショナルチーム次世代ターゲットアスリートSの基準クリア選手
出場資格2:JTU認定記録会10級以上
出場資格3:アジアトライアスロンカップ(国内)1-8位の次世代選手
出場推薦基準1:ワールドトライアスロン・ランキング上位順
出場推薦基準2:JTU認定記録会ランキング順
<大会カテゴリー9>
9)アジアトライアスロン・ユース選手権
エリート出場資格:15~17歳(当該年12月31日年齢)
出場推薦基準1:前回日本トライアスロン・ジュニア選手権1-3位
出場推薦基準2:前回全国高等学校選手権1-3位
出場推薦基準3:NTTランキング(ジュニア)上位順
[3]全共通補足事項
1)YRP(年間出場大会プラン)提出と出場推薦
1-1)JTUナショナルチーム選手・候補選手・次世代選手は、YRP(年間出場大会プラン)を強化本部へ提出する。
(変更がある場合、大会開催初日から37日以上前で最初の月曜日迄に修正提出)。
1-2)出場推薦希望について、大会開催初日から37日以上前で最初の月曜日までに指定フォームで強化本部へ提出する。
1-3)出場推薦について、強化本部が大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日までに行う。
1-4)強化本部が出場推薦し、ワールドトライアスロンが参加承認を行う。ワールドトライアスロン・ランキングによりウェイティング制度が適用される。
参照)World Triathlon General Qualification Rules and Procedures:
https://www.triathlon.org/uploads/docs/World_Triathlon_Qualification_Rules_and_Procedures_20211218.pdf
2)サブスティテューション(選手入替)適用と報告
2-1)サブスティテューションについて、強化本部が大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日までに使用する旨を選手・所属先へ報告する。ワールドトライアスロン規則により、該当の選手・所属先が参加を棄権した空枠の権利を有するものではなく、強化本部の報告に対し、特定選手の推薦や、異議を申し立てることはできない。
3)出場枠の増加
3-1)スタートリスト発表後で定員割れの場合、出場枠を増やして出場推薦することがある。
3-2)大会カテゴリー1において出場資格を有する選手がすべてスタートリストにリストアップされたのちに定員割れとなっている場合、また大会カテゴリー2においてミックスリレーを編成(リザーブ含む)することができない場合、 出場資格を有しないワールドトライアスロン・ランキング141位以下の選手から出場推薦することがある。
3-3)アジアトライアスロン選手権(NF枠=男女それぞれ5枠)について、2025年+4枠、2027年+3枠、2028年+2枠の増枠で調整する。
4)出場辞退とペナルティなど
4-1)大会スタートリストに名前が掲載(大会開催初日から30日以上前で最初の火曜日)された後に出場辞退を希望する場合、ケガや病気の理由を基本として、強化本部で審議・承認を行う。
4-2)大会開催初日から27日以上前で最初の金曜日を過ぎてから、出場辞退希望が2名以上(男女別々に適用)となった場合は、競技説明会に出席し診断書提出を要請することがある。
4-3)ケガや病気の理由以外で、大会開催初日から27日以上前で最初の金曜日)を過ぎてから、出場辞退の希望を複数回以上(当該年1月1日~12月31日)申請した場合、強化費や派遣費用を減額する。
5)異議の申し立て
5-1)異議の申し立ては、強化本部に選手自身が書面(Eメール可)で行う。最終裁定はJTU理事会とする。
備考1)上記基準はワールドトライアスロン・アジアトライアスロン基準や管理状況等(各大会のポイント変更、クライテリア等)により変更されることがある。
備考2)上記大会への派遣基準は別の定めによる。
<2024年12月13日 JTU理事会承認>
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