International Triathlon Union

ワールドトライアスロン・アジアトライアスロン公式大会JTU出場推薦基準

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標記大会を通じ、第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)、そして第34回オリンピック競技大会(2028/ロサンゼルス)でのメダル獲得・入賞を狙える選手をJTUトライアスロン・ハイパフォーマンスチームが選出し、ワールドトライアスロンへ出場推薦する。

[1]適用期間

2023年1月1日~2024年12月31日

[2]対象大会・出場資格・出場推薦基準

<大会カテゴリー1>
1-1)ワールドトライアスロン・チャンピオンシップシリーズ
1-2)ワールドトライアスロン・チャンピオンシップシリーズ・ファイナル
1-3)ワールドトライアスロン・オリンピッククオリフィケーションイベント
1-4)ワールドトライアスロン・カップ
1-5)アジアトライアスロン選手権
1-6)アジアトライアスロン・スプリント選手権

出場資格1):
大会開催初日から33日前→大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング140位以内の選手(12名まで)

出場資格2):
大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング300位以内で、U23・ジュニアカテゴリーまたはワールドトライアスロン(WT)公式大会初出場から3年以内の選手(6名まで)
条件:JTU認定記録会10級以上(評価期間=認定日の前日までの1年間)

出場推薦基準:
大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング上位順

特別推薦1):
次の選手をワールドトライアスロン・ランキング順によらず推薦することがある。
1-1)1-2)1-3)16位以内(順位率40%)、1-4)8位以内(順位率20%)
*評価期間:大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日までの1年間
(ワールドトライアスロン・ランキング凍結期間を除く)

出場推薦希望・調整:1-1)1-2)1-3)において、合計-4ポイントを累積した選手の出場推薦希望はハイパフォーマンスチームが調整する。
*1-3位:5ポイント(以下、P)、4-8位:4P、9-16位:3P、17-24位:2P、25-32位:1P、33-40位:0P、41位以下(LAP・DNF含む):-1P
*但し、横浜WTCS(2023年・2024年)、WTCSF、OQEは除く
*評価期間:大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日までの1年間
*特別推薦(WTCS16位以内・WTC8位以内)対象選手は適用外

特別推薦2):
次の選手を「1-4)ワールドトライアスロン・カップ」にワールドトライアスロン・ランキング順によらず、NF5枠目(国内開催WTCはNF7枠目)として推薦することがある。

<大会カテゴリー3>ワールドトライアスロンU23選手権8位以内
<大会カテゴリー5>ワールドトライアスロンU19選手権8位以内
<大会カテゴリー8>コンチネンタルトライアスロンカップ3位以内(順位率10%)
*上記の優先順(<大会カテゴリー8>で同順位の優先順は「順位率」)
*評価期間:大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日までの1年間
*対象:U23・ジュニアカテゴリーまたはワールドトライアスロン(WT)公式大会初出場から3年以内の選手
但し、評価期間内にWTCS・WTCへ3回以上出場(スタート)している選手は対象外
*適用:出場推薦希望<6月26日(月)>より開始
*ナショナルチームA・B選手、ナショナルチーム候補かつナショナルチーム次世代選手は入れ替え対象外
*特別推薦2)でWTC8位以内を達成した場合、特別推薦1)の適用は2024年5月27日(月)以降の大会より適用

<大会カテゴリー2>
2-1)ワールドトライアスロン・ミックリレーシリーズ
2-2)ワールドトライアスロン・ミックリレー選手権
2-3)ワールドトライアスロン・ミックスリレーオリンピッククオリフィケーションイベント

出場資格:ミックスリレー前日の大会(個人)出場選手・ウェイティング選手
出場推薦基準:大会開催週のワールドトライアスロン・ランキング、そして前日の個人成績と当日の体調などを総合的に判断して、ハイパフォーマンスチームが選出。

*ミックスリレーと併催の大会(個人)がない場合、ミックスリレーを編成(リザーブ含む)することができない場合、または大会(個人)の前日にミックスリレーが開催される場合
出場資格1):大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング140位以内の選手(12名まで)
出場資格2):大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング300位以内で、U23・ジュニアカテゴリーまたはワールドトライアスロン公式大会初出場から3年以内の選手(6名まで)
出場推薦基準:大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング上位順

<大会カテゴリー3>
3)ワールドトライアスロンU23選手権

出場資格:18~23歳(当該年12月31日年齢)
出場推薦基準1:前回アジアU23トライアスロン選手権1位
出場推薦基準2:大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング上位順

<大会カテゴリー4>
4)アジアトライアスロンU23選手権

出場資格:18~23歳(当該年12月31日年齢)
出場推薦基準1:前回日本U23スプリントトライアスロン選手権1位
出場推薦基準2:前回日本トライアスロン選手権1-8位でU23カテゴリー最上位
出場推薦基準3:大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング上位順

<大会カテゴリー5>
5)ワールドトライアスロンU19選手権

出場資格:16~19歳(当該年12月31日年齢)
出場推薦基準1:前回アジアU19トライアスロン選手権1位
出場推薦基準2:大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング上位順

<大会カテゴリー6>
6)アジアトライアスロンU19選手権

出場資格:16~19歳(当該年12月31日年齢)
出場推薦基準1:前回日本U19トライアスロン選手権1位
出場推薦基準2:前回日本トライアスロン選手権1-16位でU19カテゴリー最上位
出場推薦基準3:大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング上位順

<大会カテゴリー7>
7-1)ワールドトライアスロンU23・ジュニアミックスリレー選手権
7-2)アジアトライアスロン・ミックスリレー選手権

出場資格:ミックスリレー前日の大会(個人)出場選手
出場推薦基準:大会開催週のワールドトライアスロン・ランキング、そして前日の個人成績と当日の体調などを総合的に判断して、ハイパフォーマンスチームが選出

<大会カテゴリー8>
8)コンチネンタルトライアスロンカップ(海外・国内)

出場資格1):大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング140位以内の選手(12名まで)
出場資格2):JTU認定記録会・新基準10級以上選手(海外)、12級以上選手(国内)
*評価期間は大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日までの1年間
*12級以上のU23・ジュニアカテゴリーまたはワールドトライアスロン(WT)公式大会初出場から3年以内の選手で、大会開催日までの1年間に国内大会開催が1大会の場合はアジアトライアスロンカップ(海外)1大会、国内大会開催が0大会の場合はアジアトライアスロンカップ(海外)2大会に出場推薦可
(国内大会は出場の有無に関わらず、開催された場合に1大会としてカウント)
(国内大会が2大会以上開催された場合、適用なし)
*国内開催のコンチネンタルトライアスロンカップにおいて、定員未達の場合には13級以下の選手をJTU認定記録会ランキング順に推薦することがある。
●国内開催のコンチネンタルトライアスロンカップにおける出場推薦基準はこちら●
https://www.jtu.or.jp/news/2024/03/14/59270/

出場推薦基準1):大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング上位順
出場推薦基準2):JTU認定記録会ランキング順

<大会カテゴリー9>
9)アジアトライアスロン・ユース選手権

エリート出場資格:15~17歳(当該年12月31日年齢)
出場推薦基準1:前回日本U19トライアスロン選手権1-3位*2024年より適用
出場推薦基準2:前回全国高等学校選手権1-3位
出場推薦基準3:大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるNTTランキング(ジュニア)上位順

<大会カテゴリー10>
1)ワールド/アジアトライアスロン・デュアスロン選手権(エリート/U23/ジュニア)
2)ワールド/アジアトライアスロン・ミドルディスタンスデュアスロン選手権(エリート)
3)ワールド/アジアトライアスロン・ロングディスタンスデュアスロン選手権(エリート)

出場資格:
エリート=スタンダード・ミドル・ロングディスタンス18歳以上、スプリントディスタンス16歳以上
U23=18~23歳、ジュニア=16-19歳(当該年12月31日年齢)
出場推薦基準1:前回ワールドトライアスロン・デュアスロン選手権(各カテゴリー) 1-8位
出場推薦基準2:前回アジアトライアスロン・デュアスロン選手権(各カテゴリー)1位
出場推薦基準3:前回日本デュアスロン選手権(各カテゴリー) 1-3位 *4)が開催されなかった場合、1-5位
出場推薦基準4:選考対象デュアスロン大会(各カテゴリー) 1-3位 *3)が開催されなかった場合、1-5位
出場推薦基準5:ハイパフォーマンスチーム推薦(優先順)
評価1)前回日本トライアスロン選手権(エリート・U23・ジュニアカテゴリー) 1-3位 
評価2)前回日本スプリントトライアスロン選手権(エリート・U23・ジュニアカテゴリー) 1-3位 
評価3)前回日本U23スプリントトライアスロン選手権(U23カテゴリー) 1-3位 
評価4)前回日本ジュニアトライアスロン選手権(ジュニアカテゴリー) 1-3位
出場推薦基準クリア選手(優先順)

<大会カテゴリー11>
11)ワールド/アジアトライアスロン・アクアスロン選手権(エリート/U23/ジュニア))

出場資格:
エリート=スタンダード18歳以上、スプリントディスタンス16歳以上
U23=18~23歳、ジュニア=16-19歳(当該年12月31日年齢)
出場推薦基準1:前回ワールドトライアスロン・アクアスロン選手権(各カテゴリー) 1-8位
出場推薦基準2:前回アジアトライアスロン・アクアスロン選手権(各カテゴリー)1位
出場推薦基準3:前回日本アクアスロン選手権(各カテゴリー) 1-3位
出場推薦基準4:コンチネンタルトライアスロンカップ(海外)に準じる
*参考)ワールドトライアスロン・アクアスロン選手権(2023/イビザ)出場推薦基準:コンチネンタルトライアスロンカップ(海外)に準じる

[3]全共通補足事項

1)YRP(年間出場大会プラン)提出と出場推薦
1-1)JTUナショナルチーム選手・候補選手・次世代選手は、YRP(年間出場大会プラン)をハイパフォーマンスチームへ提出する。(変更がある場合、大会開催初日から37日以上前で最初の月曜日迄に修正提出)。
1-2)出場推薦希望について、大会開催初日から37日以上前で最初の月曜日までに指定フォームでハイパフォーマンスチームへ提出する。
1-3)出場推薦について、ハイパフォーマンスチームが大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日までに行う。
1-4)ハイパフォーマンスチームが出場推薦し、ワールドトライアスロンが参加承認を行う。ワールドトライアスロン・ランキングによりウェイティング制度が適用される。
参照)ITU General Qualification Rules and Procedures:
https://www.triathlon.org/uploads/docs/itusport_2019-general-qualification.pdf

2)サブスティテューション(選手入替)適用と報告
2-1)サブスティテューションについて、ハイパフォーマンスチームが大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日までに使用する旨を選手・所属先へ報告する。ワールドトライアスロン規則により、該当の選手・所属先が参加を棄権した空枠の権利を有するものではなく、ハイパフォーマンスチームの報告に対し、特定選手の推薦や、異議を申し立てることはできない。

3)出場枠の増加
3-1)スタートリスト発表後で定員割れの場合、出場枠を増やして出場推薦することがある。
3-2)大会カテゴリー1において出場資格を有する選手がすべてスタートリストにリストアップされたのちに定員割れとなっている場合、また大会カテゴリー2においてミックスリレーを編成(リザーブ含む)することができない場合、出場資格を有しないワールドトライアスロン・ランキング141位以下の選手から出場推薦することがある。

4)出場辞退とペナルティなど
4-1)大会スタートリストに名前が掲載(大会開催初日から30日以上前で最初の火曜日)された後に出場辞退を希望する場合、ケガや病気の理由を基本として、ハイパフォーマンスチームで審議・承認を行う。
4-2)大会開催初日から27日以上前で最初の金曜日を過ぎてから、出場辞退希望が2名以上(男女別々に適用)となった場合は、競技説明会に出席し診断書提出を要請することがある。
4-3)ケガや病気の理由以外で、大会開催初日から27日以上前で最初の金曜日)を過ぎてから、出場辞退の希望を複数回以上(当該年1月1日~12月31日)申請した場合、強化費や派遣費用を減額する。

5)異議の申し立て
5-1)異議の申し立ては、ハイパフォーマンスチームに選手自身が書面(Eメール可)で行う。最終裁定はJTU理事会とする。

備考1)上記基準はワールドトライアスロン・アジアトライアスロン基準や管理状況等(各大会のポイント変更、クライテリア等)により変更されることがある。
備考2)上記大会への派遣基準は別の定めによる。

関連リンク

ハイパフォーマンスチーム強化戦略プラン
WorldTriathlon公式大会・ユニフォーム(WorldTriathlonロゴデータ)
PPE(Pre Participation Examination)提出規則
ワールドトライアスロン・アジアトライアスロン公式大会JTU出場推薦基準(2021年10月-2024年9月)
ワールドトライアスロン公式大会・ユニフォーム基準(2022-2024年)
日本選手権・ユニフォーム基準(2021年10月以降)
認定記録会・標準記録(2021/12/8更新)
2024年JTU公式大会 エリート登録


 

変更履歴

2021年6月22日 JTU臨時理事会承認>
2021年9月08日 追記>
2022年5月10日 追記>
2022年12月09日 文言修正、追記>
2023年06月02日 追記>
<大会カテゴリー1>
特別推薦2): 次の選手を「1-4)ワールドトライアスロン・カップ」にワールドトライアスロン・ランキング順
によらず、NF5枠目(国内開催WTCはNF7枠目)として推薦することがある。
<大会カテゴリー3>ワールドトライアスロンU23選手権8位以内
<大会カテゴリー5>ワールドトライアスロンU19選手権8位以内
<大会カテゴリー8>コンチネンタルトライアスロンカップ3位以内(順位率10%)
*上記の優先順(<大会カテゴリー8>で同順位の優先順は「順位率」)
*評価期間:大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日までの1年間
*対象:U23・ジュニアカテゴリーまたはワールドトライアスロン(WT)公式大会初出場から3年以内の選手
但し、評価期間内にWTCS・WTCへ3回以上出場(スタート)している選手は対象外
*適用:出場推薦希望<6月26日(月)>より開始
*ナショナルチームA・B選手、ナショナルチーム候補かつナショナルチーム次世代選手は入れ替え対象外
*特別推薦2)でWTC8位以内を達成した場合、特別推薦1)の適用は2024年5月27日(月)以降の大会より適用

2023年06月30日 追記>
<大会カテゴリー2>
2-1)ワールドトライアスロン・ミックリレーシリーズ
2-2)ワールドトライアスロン・ミックリレー選手権
2-3)ワールドトライアスロン・ミックスリレーオリンピッククオリフィケーションイベント

出場資格:ミックスリレー前日の大会(個人)出場選手・ウェイティング選手
出場推薦基準:大会開催週のワールドトライアスロン・ランキング、そして前日の個人成績と当日の体調などを総合的に判断して、ハイパフォーマンスチームが選出。

*ミックスリレーと併催の大会(個人)がない場合、ミックスリレーを編成(リザーブ含む)することができない場合、または大会(個人)の前日にミックスリレーが開催される場合
出場資格1):大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング140位以内の選手(12名まで)
出場資格2):大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング300位以内で、U23・ジュニアカテゴリーまたはワールドトライアスロン公式大会初出場から3年以内の選手(6名まで)
出場推薦基準:大会開催初日から30日以上前で最初の月曜日におけるワールドトライアスロン・ランキング上位順

[3]全共通補足事項
3)出場枠の増加
3-2)大会カテゴリー1において出場資格を有する選手がすべてスタートリストにリストアップされたのちに定員割れとなっている場合、また大会カテゴリー2においてミックスリレーを編成(リザーブ含む)することができない場合、出場資格を有しないワールドトライアスロン・ランキング141位以下の選手から出場推薦することがある。

2023年09月13日 追記>
大会カテゴリー9、10の新規追加

2023年12月15日 追記>
大会カテゴリー8の内容更新

2024年3月14日 追記>
適用期間の変更(2024年12月31日迄)
大会カテゴリー8の国内CTC出場推薦基準追記
大会カテゴリー11の新規追加

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